登録していない電話番号や、非通知の場合、自動的に拒否する設定にして何年も経過するが、それで困ったことはない。本当に必要な連絡なら、メールなり SMS などで届くモノだと考えているので。
その上で、今更ながら、携帯の着信音の設定に凝っていた。かかってきた相手によっては、対応したくない気分の時もあるので。出先で電話がかかってきても、自宅に到着して落ち着いてから、しかも、気が向いた時だけ、電話を返す。大切なことなら、留守電くらい残しているはずなので。
現代人は常に繋がっていたい、という人が多いらしい。私はそうでもない。この時代にあっても、1人の時間は貴重だと思っている。仕事の義務でもないのに、ずっと自分のことを報告するのに夢中になれる方が不思議でならない。他人とは自分の、ある一側面だけしか共有できない、分かり合えないものだと思っているので。
そんな私には、スマホは本当にオーバースペックな代物だと思ってしまう。様々なことをやりたいなら、計算機の方が断然、良いではないか、とも。
登録していない番号の拒否には、私も時間を必要とした。登録外から、かかってくる電話番号を登録し、着信拒否番号として設定してから、殆ど着信がなくなったことを確認できてから。なので、数年を必要とした。
Amazon で注文をしてもいないのに、家に訪問してくる人間よりも、本当に必要な用件で掛けてくる人間は少ない、と確信できた。お年寄りがオレオレ詐欺に引っかかってしまうのは、着信拒否の設定が分からないからではないかと。
もう1つ厄介なのが、携帯の SMS だ。知らない番号からでも、メッセージが送られてくる。これにも拒否設定があって然るべきなのに、どうやらできない仕組みになっているらしい。この造りには悪意しか感じないなと。