先月、保育園に通う、娘の運動会があった。そこで普段、娘の口から聞いたことのある子どもたちと直接、会う機会がもてた。顔と名前が一致して、こんな感じの子と接しているのか、と。
それから1ヶ月が経過したが、娘の友だちの1人が転園してしまったらしい。さぞ、娘も寂しい思いをしているに違いない、と思っていたら、本人はそうでもないらしい。「◯◯ちゃんの、さよなら会」をしたよ、とだけ教えてくれた。
人との出会いと別れは、結構、精神的に堪えるものがあると思いこんでいるだけで、実はそうでもないのかも。これも、義務教育などに巧妙に組み込まれた「刷り込み」だったりするのだろうか。
世の中には様々な人がいるが、よく考えたら、出会っていない人の方が圧倒的に多い。別れは、また次の出会いの始まりかも、と考えると、そう悲しいものでもないのかも。
今の時代なら特に、オンラインで繋がり続けることも可能だし。そのことを娘が理解しているとは思えないが。