『ムーンナイト』は人気も出たし当事者としても嬉しかったけど(←女性やAFABバージョンも是非見たい。セックスワーカーでもあれば尚良し)、物語序盤、解離者の周りでドンドコ人が死んでいくから「もうやめて!当事者のHPはゼロよ><」と両手で目を覆い隠して、指の隙間からおそるおそる物語を見守る感じでした。一昔前のトランスジェンダーもそうだったけど、解離者はこれまであまりにも狂人、変質者、マッドキャラとしてマジョリティ本位にアート濫用&エンタメ濫用され過ぎでした。そういうマッドなイメージが先行していたがため、実在する若年マイノリティのメンタル形成にも悪影響を与えていた。「デッドプールが狂人界の陽キャで、ムーンナイトさんは陰キャって感じ」というネットの反応には思わず笑ったけど。youtube.com/watch?v=xtkox482nS

そんなこんなで序盤は不安だった『ムーンナイト』も、スティーブンの良心やコミカルなキャラ造形が常に安心感を与えてくれて、最終的には良い感じの共存も可能になっていたのでしみじみと新時代を嚙み締めたものです。『親愛なる僕へ殺意を込めて』も解離者自身は真犯人じゃなくてホッとした。

フォロー

今思えば『仮面ライダー電王』も似たようなもので、案外暮らせるものなんですよね。障害特性を標的とする極端な差別的取扱い、ヘイトクライムなんかがなければ。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。