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桜眼の獅子(※ユウアデ) 

「……ということがありまして」

 何がどうしてそうなったやら、いや彼女はそれに相応しい人物なのだろう、だから、だが、いやだからといって。

 そうか。俺のものではないのか。

 いやもちろん、今までだってただのひとときも彼女が俺のものだったことはない。彼女と自分とは単に仕事関係、あるいは、望めるのであればそれは茶飲み友だちくらいではあったかもしれないが、そうだ、それだけだ。

「それであんた、それを俺に話して――?」
「ええ、実は少々お願いがありまして」

 何を動揺することがある?いや、ある。そうか、そうなのだ、たった今まで気づかなかった……いや、気づくだけ気づいて見ないふりをしていただけか。

 彼女がほしい。喉から手が出るほど。

「お見合いの衣装を見繕っていただきたいのです。ほんとうはオリバーさまにお願いしようと思っていたのですが、あの様子では……少し、憚られまして」
「はあ」
「いけませんでしょうか」
「そら、あかんことはないけども」

 桜眼の獅子は瞬いて、それからこんな、度肝を抜くようなことをさらりと言うのだ。決定権を他人に託すことに、彼女ほど躊躇いのない人物がほかにいるだろうか。

「ユウゴさんでしたら、わたくしに何を着せます?」

 ――冷や汗。

桜眼の獅子(※ユウアデ) 

今日休みだしゆっくり寝てよ~~~とか思ってたらなんか最高に美味しいもの出来上がってて目が白黒しちゃった……
もっと早く起きれば良かった……
ありがとう、ユウアデ
ユウアデTLがまた1つ潤いました……

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