1974年に出版された葛原妙子の全集を手に入れた。『橙黄』〜『朱霊』まで収録されている。すごく嬉しくて、さっそく開いて読み始めたんだけど、漢字が旧字体だった。そりゃそうか。
すぐわかるやつと、推測できる(※正しいかはわからない)やつと、もう何なのか全然見当もつかないやつがある。見当もつかない旧字体漢字はスルーするしかないのだけど、そうすると歌全体の意味がわからないのよね。
「日本語なのに読めない」シチュエーション、なかなかないことなので面白い。新字体なら漢字が読めないことってあまりないもんなあ。