先日、母校の名誉教授(自分の在籍当時は教授)に聞いたんだけど、日本の大学は地球物理・地球化学の観測系は百花繚乱だけど、いわゆる古典的な「地質学」を学べるところはもうほとんどない、らしい。
このあたり、将来を考えるとかなりヤバいんでは、と思っている。
まぁ、古典的な「地質学」はもはや空白部分(フロンティア)がなくなって、後はどうやって「深く」調べていくか、になってきているから仕方がない部分もある。
しかし、地質学の手法・考え方は将来も土木・建設などの分野を中心に不可欠なものなので、それを教える場がなくなってしまうのは間違いなく大きな損失。
何とかするべきなんだが……。