cocon烏丸で開催中の「筒井大介の仕事展」に行った。
筒井さんが面白いと思って絵本を作ってるのが伝わってきて、私も絵本って面白いなと思う。
展覧会のこの冊子も素晴らしい。短い文章でそれぞれの絵本について書いている。どうしてこの人とこの本を作ろうと思ったかが書いてある。編集のヒントになることが詰まってる。
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ddd/jp/00000824
岡本羽衣さん
虐殺からの100年を作品にしたという。
知らなかったが、横浜市立中向け副読本にあった「虐殺」との表記に、自民党の横山正人議員がいちゃもんをつけたことから、副読本が回収されたことがあった。
https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-6220.html
作品は、何層にもなってる。
残された虐殺の写真(殺された朝鮮人親子の前に立つ、竹槍を持つ2人の男)
と同じ構図で、自らがモデルになって撮った写真。その写真の上に、シートやダンボールの断片を重ねた。ペイントの基調に使った緑は、映像を合成するときに使われる背景色ということ。副読本が溶解処理がされたことからダンボールも使ったとのこと。
一見では隠蔽され何か分からないが、よく見ることで見えてくる。
アイゴー展
https://aigoten2023.peatix.com
関東大震災、100年ぶりの慟哭
20日まで。
作家と話すことができる雰囲気がよかった。
キム・ミョンファさん。
朝鮮人を中仙道沿いに北に送って行き、熊谷など途中で虐殺されていったいった「町送り」。
その後をたどり、虐殺のあったところに行き、そこの土を混ぜて焼いたという100体。土には小さな石が混じっているので、焼くときに爆ぜがあるという。
最後皆殺しにされた、旧本庄警察署。
そこで遊んでいた子どもたちの姿を見て感じたことなども話して下さった。
キョートット出版
https://kyototto.com