良かれと思って作り置きしておいたパンにカビが生えてありえんほどショックを受ける🥐妖精テ?
「……? なんだこの緑の斑点……。」
「あぁ、梅雨だからね。こういうこともあるよ。」
「こういうこと、とは?」
「あれ、知らないか。カビっていう菌類だよ。」
「菌類……キノコの仲間ですか?」
「キノコと違って食べられないけど、広い意味で取ればそうなるのかな。ゼルダが詳しいから聞いてみな。」
「食べられない?」
「うん。残念だけど。カビは身体に害があるから、このパンは捨てさせてもらうよ。本当に残念だけど。」
「捨て……」
「(呆然としているな)ここのところ僕が忙しくしていたから気を遣ってくれたんだろう?」
「……。」
「〒バ、」
「…………。
「(作り置きをさせてしまった僕にも責任があるし、多少の無理をしてでも食べるか……)ちょっと、そんなに落ち込むなよ。」
「リ…様、俺は図書館に行ってきます。」
「うん?」
妖精ワールドにカビという概念が無かったテ、食品衛生について勉強しますの回。
最初はショック過ぎて寝込むテ(こんもりと膨らんだ布団から出てこない)可愛いな……って思ったんですがテっぽくないので変更。
🥦妖精リはその辺り抜かりなくやる。テはちょっと大雑把な性格なのでやらかした。