表紙にもある「北冥に魚有り…」が本文の書き出しなんだけど、魚が鳥になったり、蜩(ひぐらし)と学鳩(こばと)があざ笑ったりする比喩?が神話というよりファンタジーっぽいというかジブリ感ある
哲学書?なのに不思議な世界観
荘子、一段が長いし喩えが多いのでひとまず現代語訳だけ読み切ってみた
書き下しまで読むか微妙だなあ〜…なんか…アンチ孔子感が強かった 弟子の顔回くん(イマジナリー)に恥かかせる創作するのはやめなよぉ〜という感慨 そのわりに子路が出てこないのはなんでなんですかね
荘子:孔子のことを「天これを刑す」(礼(=世俗的な価値観)にとらわれて自らを苦しめてて乙w)とか作り話の中で揶揄ってるのだけど、あまりに似たような話が多すぎて、無我の境地を目指すわりに意識しすぎというか、ツンデレみたいなことになってないですかね…
あと創作話で弟子の顔回くんの登場回数が多いのに子路ニキが全然出てこないのに偏りを感じる 顔回推しなのは分かるけど、子路のことも荘子観で書いてみてよお!(別キャラ推しの作者にあのキャラも書かせてみたいの構図)
喩えと創作がほとんどで、たまに荘子自身の話が出てくると大体ライバルの恵子を弁舌バトルで言い負かした話 なんかこう…色々イメージと違った
荘子と言ったら「胡蝶の夢」ですからね 不思議ワールドは期待できる