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次に読む!オススメを見かけた十八史略〜読みやすいね

経書読んでからの読みやすさに、これは「小説」なんだな〜と実感する(冒頭すでに登場人物の主観が多くてノイズを感じてた)
ついでにwiki読んだら、十八史略自体が中国だと昔ばなしシリーズくらいのゆるめの本なんだなあ〜

妲己の話は作り込み過ぎてて…逆に読みづらいというか…この作品自体創作も多いらしいから(司馬遼太郎みたいなもんだな〜と思ったら同学のほぼ同世代なのね)、これなら十八史略の原著読んだ方が私には向いてるかもしれない…

どこまで読んだっけ?ってページ開いたら、「紂王の命令一下、ただちに野外バーベキュー・パーティーが開かれた」でガクッとなった 酒池肉林…

この唐突なBBQ描写の衝撃で丼を開いたんだった 忘れてた

酒池肉林の乱交描写、まるで論語の子貢の紂の不善(事実以上に悪く書かれているのでは)って感じがしてな〜…どこまでしてたのかは知らんが

ていうか、この作品の周公の描き方があまりに腹黒でびっくりする 左伝での聖人っぷりと、孔子の周公推しを読んできたから…この手の小説も子不語の「怪力乱神を語らず」そのものか〜

kanbun.info/keibu/rongo0720.ht

(小説としての脚色すごそうだけど)孫臏と龐涓の殺意の関係性にうっかり萌えた…
孫臏の由緒ある生い立ちに嫉妬して気に入らない龐涓、孫臏をスパイ容疑で陥れて脚を奪う刑罰を受けさせた後に、わざわざ自宅で飼うって選択するのどういう情緒なの?重すぎる…
脚を奪われる前に龐涓の殺意を知って微笑む牢の孫臏がエモい

脚を奪われて軟禁される孫臏の話に感情がめちゃくちゃになってしまったのだけど、さはんの冰哥と沈九の関係の萌えに近いかもしれない
大きな違いは、孫臏は九みたいに性格悪くなくて、むしろ垣並みに良い奴なのにそんな目に遭うということ…

秦代の焚書のあたりで一巻終わり 読了〜全6巻らしい?けど小説風味がちょっと合わなかったのでひとまずここまで

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