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左氏伝解説書との紹介されてた本
待てができずに読んでみる〜

序文でシェイクスピアの演劇を例示してきた。演劇の観点から検討していくらしいーそう来ると思ってなかったから意外な感じ

春秋の文章は(漢文あるあるではあるけど)「曰く」とかを使って、台詞を直接的に書くパターンが散見される。これは演劇的にも読める、元の蒐集は史官の速筆録の可能性もあるにしろ、伝わる過程で庶民においては台詞劇にもなっていたのでは?というアプローチ

そういや春秋を史書として捉えがちだったけど、左伝の中にも占いの要素もあるわけで ●●伝とかのファンタジーみが強い神話系より比較的リアリティがある点で儒家から評価されてるんだったな…
春秋も司馬りょ史観的な、創作要素が加味されてる物語としたほうが自然かもなー

なるほどーこの本は章ごとに着眼点が違うのか
1章は演劇的観点、2章は全体の文字数とか記載年による内容バランスのばらつき、みたいな…

300年分?の記述だから、その後の変遷はあっても当初記録を書いた筆者は変わっていく それを文字数カウントで何に着眼したかを見てみると、当初は戦争場面の文字数が多かったけど後期につれて賢者に関する話が多い、っていうのはへーとなった
文化とか倫理レベルが向上、というよりは尊ぶべき規範ができたって感じかな…

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