http://teamkokudo.org/haikyo/kouzan/gunkan/gunkan1.htm
今から15年前までは端島(軍艦島)いは上陸ツアーがなく、逆に言うと一般人がゴニョゴニョな方法でこっそり上陸することができ、島のあちこちを危険を承知の上で見て回ることができた。
当時は、こういうインディーズなウェブサイトがネット上にたくさんあって、その文脈の上で軍艦島の存在を知って、その神秘性と偉大さと儚さに心を打たれた。
今でこそ、ツアーで誰でも上陸できる島になったが、逆に言うと見て回れないエリアには入ることができなくなってしまったし、この15年で風化も進み、もはや物理的にもあまりに危険で難しくなってしまった。
今、軍艦島で検索しても上陸ツアーとか世界遺産とかそういう情報が綺麗なウェブサイトに載っているのか出てこない。
なので、15年ほど前のこういうインディーズでアングラなサイトに書かれた情報というのは、「廃墟の廃墟」という趣を呈しているのである。