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日本語が漢字をやめられない言語的な理由は二つあると思う。
一つは、訓読みを発明してしまったこと。これによって和語と漢字が強く結び付いてしまって、漢字を日本語の表記体系から追放しようという気持ちが薄くなってしまった。
もう一つは日本語が開音節であり、音読みの漢字をひらがなにしたとき、一つの漢字が一つの文字に結びつかなず、閉音節の漢字と相性が悪い。その点、ハングルはパッチムとかもあって、漢字とハングルが1対1対応するので、間延びした印象が少ない。

例えば漢字一文字をカタカナの組文字一つに対応させて、かつ長音はハットをつけるとかなら、ぱっと見視認性は悪くないかもしれない。たぶんハングルはこんな感じ。

河本の実験室: 140文字の「重み」を言語毎に比較してみた kawalabo.blogspot.com/2015/03/

この資料によると、東アジアCJK組はやはり、一文字あたりの情報密度が濃い。興味深いのは漢字を廃止した韓国語でも日本語ほどではないが、同様の傾向を示していることである。

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