今年登った山を振り返る。初夏編。
左上、焼石岳とハクサンイチゲ。右上、森吉山とミズバショウ・ヒナザクラの群落。下2枚、秋田駒ヶ岳。
昨年に引き続き今年も雪が少なく気温の上昇の早い年だったけど、高山植物の花期も早まっているという話をあちこちで聞いた。(この辺りでは)7月ごろの花のイメージであるコバイケイソウが、6月下旬に既に満開の勢いであり、ひえっと思った。
梅雨の入りが遅く、6月いっぱい晴天に恵まれ、花見登山にはとてもよかった(反動のように、7月は大雨に襲われる。)
今まで、チングルマとハクサンイチゲは遠目で見ると見分けがつかないと思っていたが、よく見ると白の色味が違うことに気づいた。
ハクサンイチゲの白は透明感が強く、チングルマの白は少し黄味を感じる明るくて強い色。絵具で言うと、透明水彩VSガッシュみたいな(写真だとわかりにくい)。