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エンニオ・モリコーネ特選上映の『ラ・カリファ』,『死刑台のメロディ』を観ました。 

『ラ・カリファ』は妙にとっ散らかったロミオとジュリエットでした。プツプツ飛ぶシーンの間は観客がイメージを埋めていくスタイルですな。

『死刑台のメロディ』は史実ベースでモリコーネの音楽がないと救いが1ミリもなくなってしまう。“正義”とやらを振り回す権力が碌なことしないという普遍的で、残念ながら今日的な話でもあります。ちょっと前まで移民だった保守市民が「米国は米国人のもの」とか叫ぶのは最近TVで見たぞ、ってなる。

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