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トレーラーで見た段階で感じられたナポレオンを過度に英雄視する作品ではなかったのが良かったけど…けど…となる🫠

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とりあえず「これナポレオンの生涯を知らない人が観ても楽しいの?」と「知っていたら知っていたでよく分からない場面ばかりなんだけど?」という感想をまず抱きました。

『ナポレオン』うーんとなるところ 

→ とりあえずタレイランと話していたオーストリアの大使?外交官?と、フランスの髭面の元帥が誰なのか最後まで分からなくていまだにモヤモヤしている…服と勲章で見分けろというのはさすがに無理…(前者は割と重要な会話をしているのに誰か分からないせいで会話の意味合いが把握できなかった)
↑に関連して、作中でナポレオンの母に対する言及があるが、事前知識があれば母レティツィアの影響力の強さは分かるとはいえ作中では名前と姿は出てくるモブのような扱いだから分からないし納得できないぞとなった←な感じの説明不足がとにかく多い。

・最後のナポレオン戦役の戦没者数のテロップ
上述にあるように無かった事にされたり言及もなくスルーされた戦役(半島戦争等)もある中で数字だけ見せられてもな…という感想が。戦場場面の描き方的に戦争自体を批判的に描きたいのだろうとは思うのだけど当時の戦争を描く気は全く無さそうでその姿勢はどうなのとなる。それから占領地での掠奪行為や民間人の虐殺等戦闘以外での負の描写も無く厳しい。
(ところで作中に描写されなかったマレンゴの戦いが載っていたのですがディレクターズカット版にはあるという事なの…)

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『ナポレオン』うーんとなるところ 

→また、ジョゼフィーヌとの描写でも手を上げるシーンが数回出てきたのだけどもそういった話も聞かない。有害な男性を描くにしても歴史上の人物を扱いながらそういうシーンを創出するのはやはり疑問。既存イメージの払拭にしても方向性を間違えている。

・ナポレオンとジョゼフィーヌ以外の人物のキャラが薄すぎる&誰か分からない
二人にフォーカスが当たっているから他の人物の描写を抑えるというのは分かるけどもネームド人物すら大多数がモブみたいな描き方されるのはさすがにナポレオンの全生涯を描く話の演出としては無理があった…ナポレオンとジョゼフィーヌ以外は余計と言っても人物関係が分からなさすぎる。あとぽっと出でフェードアウトする人物が多すぎて何度もあれ…?となってました。一応一部は字幕で名前が明示されるしセリフでも呼ばれたりするのですがそうでない人物はキャラデザ(キャラデザ言うな)が肖像画に寄せていない事もあって本当に誰か分からない自体が発生しました。自信を持って分かったのがダヴー元帥しかいない…ロベスピエールは顎撃ってようやく分かったし(そもそも場面数的に出す必要があったのか疑問)→

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『ナポレオン』うーんとなるところ 

・黒人将官の存在
同時代のフランス軍有色人種将官だとトマ=アレクサンドル・デュマ(白人と黒人の混血)とトゥーサン・ルーヴェルチュールがいてエジプト遠征に同行している描写的に前者がモデルだと思うが、前者はナポレオンを批判して関係悪化後最終的に軍を追放され、後者はサン=ドマングでの権力伸長をナポレオンに警戒され、捕縛されフランスの監獄に送られ獄死するという、言ってしまえばどちらもナポレオンに潰されている人物な上にナポレオン自身が奴隷制を復活させているので、そんな人物の戴冠式にまで黒人将官を出し「皇帝万歳」と言わせているのはグロテスクに思った。

・ナポレオンへの余計なキャラ付け
ボロディノとワーテルローでナポレオン自身が騎兵突撃をしているが実際彼は騎兵突撃を指揮した事はない。ナポレオンはイタリア戦役時はともかく自身が最前線で突撃を指揮するようなタイプの指揮官のイメージはないからなぜそういうシーンを描いたのか疑問(本人の活躍シーンが作中で少ないから無理矢理追加したのではという疑念が)前に出るナポレオンを描きたいならイタリア戦役を描いてくれ。ついでにボロディノでのナポレオンは何故か革命戦争時の将官制服を着て騎乗突撃をしている。そのイメージを使いたいならイタリア戦役を描いてくれ。→

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『ナポレオン』うーんとなるところ 

・軍事関連の描写がカス
なんでワーテルローで塹壕掘っている小銃にスコープ付けている歩兵がダッシュしている。なお白兵戦(乱闘)。銃剣がグラグラになっているのもなんとかならなかったのか…騎兵は悉くソードノット付けてないし…(どんどん重箱の隅になっていくので自重)

・イタリア戦役が無かった事にされている
イタリア戦役はナポレオン台頭の重要なタームなのでスルーした事でその点の分かりづらさが加速している&ナレーションで「イタリアは抵抗しなかった」と言っているけどこれだと戦役自体が無かったと捉えられなくない…?神聖ローマ帝国支配下とは言っても抵抗行為自体はあったのだからそれを無視するようなセリフ選びは問題があると感じる。

『ナポレオン』良かったところ 

・ナポレオンとジョゼフィーヌのロマンスにフォーカスし、かつそこを通して幼稚で衝動的な男性性や家父長の姿を否定的に描こうとしていたところ(人物描写がうっすいのでイマイチ入り込めないのだけども)

・ナポレオンを無批判に英雄視する話作りではないところ(やりすぎなのとその割にエピソードの選び方が謎だけども)

・ジョゼフィーヌ役のヴァネッサ・カービーの演技(ただ史実ジョゼフィーヌはナポレオンより年上で、作中でも脚本はそれに沿って描いている様子なのにどう見てもホアキン・フェニックスより年上には見えないのでチグハグな印象を受ける)

・服飾関連の出来がとても良いところ(ただし画面に常に色フィルターがかかっているのでどの服も画一的に見えてしまっている)

・トゥーロン攻略の場面で工兵の活躍があったところ(この時点でアーマーがあったか微妙なのと工兵の使い方これで良かったっけ?とはなった)

・申し訳程度に英軍歩兵が方陣を組んでくれるところ(なぜか塹壕から兵士が出てくるけども)

・幼少ウジェーヌくんがかわいい(かわいい)

『ナポレオン』観ました(総合的な感想) 

→ そしてジョゼフィーヌとの話を描くならばナポレオンの全生涯に執着するのではなく、どこか一時期をフォーカスした方が作品としての完成度が増したのではと思わざるをえなかった。全生涯と言ってもジョゼフィーヌの絡みと戦場の描写ばかりで内政面や国民の様子、世界情勢は話の中ではほぼ把握できないから、その点も時期を絞れば描かなくても説明不足な印象を免れたのでは…描きたい内容と選択した内容の噛み合っていなさがしんどい映画でした。
(あと軍事系の描写はとてもフリーダム(婉曲表現)なので一切信じてはいけない)

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『ナポレオン』観ました(総合的な感想) 

ナポレオンとジョゼフィーヌのロマンスを柱にナポレオンの生涯を描いた作品…なんだけども(尺の制約があるとはいえ)あまりにも爆速かつ説明ぶん投げで進む上に、ナポレオンの人的魅力を必要以上に削ぎ落としてしまっておりどうして兵に慕われているのか、さらに物語の核のはずのジョゼフィーヌとの恋愛模様もなぜ彼女が惚れているのか全く分からないまま終わってしまい困惑した。人物を等身大の人間として描く事は単純に事績を矮小化する事では達成できないはずで、彼のカリスマ性についてのフォローか全くないのは話の説得力の無さにも繋がって残念だった(個人的には情けなくて妻に子供じみたリアクションをするナポレオンのキャラ付けは割と好きだったのだけども、それだけの描写では人物解釈として不十分だと思う)→

男子服は真っ黒に描いてしまう事が多いのだけども、よく肖像資料見ると案外柄物も着ていたりするので反映させたい。

服装は一応実際の古写真を元(ポルニーだけ若干願望入っている)に、色は個人的イメージです。

ヴァレフスキくんはナポ3の従兄弟で1世の実子(庶子)で顔立ちも声もナポレオンの生き写しと言われた、ナポ3政権下で外務大臣を務めた人物だよ。

ナポレオン3世、モルニー、ペルシニー、ヴァレフスキ

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完成は来年4月中の見込みだからそれまで生きる…

コワレ宇スキヰ  
つくるわよ…でふぉなぽ3のふぃぎゃー…イラスト→3D化利用で見積もり依頼した…

正直描いている奴も立体構造がわからないのでプロに任せる事にしたよ(いいのか)

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つくるわよ…でふぉなぽ3のふぃぎゃー…イラスト→3D化利用で見積もり依頼した…

今まででいちばん詳細になぽ3を描いている気がする。

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