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異変例↓
・ものすごい速さで詰め寄ってくるユゴー先生
・通路に佇むかわいい女性二名に釣られてひとしきり絡んだ後そういえばと引き返そうとしたところにウジェニー様
・微妙に空いた従業員口の隙間から睨みつけてくるメキシコ皇帝マクシミリアン
・鉄血宰相が延々睨みつけてくる

コワレ宇スキヰ さんがブースト

Twitterの方で三人のイラストを見せていただいたので描きました。

プロン=プロン(ジョセフの別の呼び名)はナポ3から見てボナパルト家(ジェローム・ボナパルトの家系)の従兄弟で、ことごとく意見が対立する人。皇太子が生まれる前は皇位継承権1位でした。なお今のボナパルト家本家はこの人の系図です。

クセの強い縁者の皆さん
(ナポレオン3世とヴァレフスキ、ジョセフ・ボナパルト、モルニー)

そしてこういう時リスペクトとかの方向には持って行きたくないという。

個人的には権力者なんか馬鹿にされてなんぼな気持ちはあるのだけど、書き手の素材の扱い方や認識に問題がある作品で下げられるのはモヤモヤするよ…映画の情けないナポレオン描写自体はアリだと思ったのだけどな…

史上の話を語るのに創作物を主にして出したら駄目でしょとなるわけだけども、そもそも今作がそこまでの影響力を持つかと言えば限りなく微妙な気がする。作品全体の描写が薄いし…

今になって『ナポレオン』のパンフレットを読んでいたらレビューに「…今回の人物描写は今後語られる史実にも影響を与えることになるかもしれない。…」とか書かれていてひっくり返ったのだけど誰だよこんな迂闊な事書く奴にレビュー書かせたのは!?

これが『デュエリスト』を撮った監督の最新作なのかよ〜😭

ただいい面があったとしても監督が「その場にいなかったら黙ってろ」と言い放っているわけだし、それでいて史実解釈と昇華の仕方にも問題があると感じられたので虚無ですね…

そしてこの作中のナポレオン、まじでキモい小物のおっさんなので「これ大丈夫なのか私はむしろ良いんだけど!?」と終始なっていた。

トレーラーで見た段階で感じられたナポレオンを過度に英雄視する作品ではなかったのが良かったけど…けど…となる🫠

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とりあえず「これナポレオンの生涯を知らない人が観ても楽しいの?」と「知っていたら知っていたでよく分からない場面ばかりなんだけど?」という感想をまず抱きました。

『ナポレオン』うーんとなるところ 

→ とりあえずタレイランと話していたオーストリアの大使?外交官?と、フランスの髭面の元帥が誰なのか最後まで分からなくていまだにモヤモヤしている…服と勲章で見分けろというのはさすがに無理…(前者は割と重要な会話をしているのに誰か分からないせいで会話の意味合いが把握できなかった)
↑に関連して、作中でナポレオンの母に対する言及があるが、事前知識があれば母レティツィアの影響力の強さは分かるとはいえ作中では名前と姿は出てくるモブのような扱いだから分からないし納得できないぞとなった←な感じの説明不足がとにかく多い。

・最後のナポレオン戦役の戦没者数のテロップ
上述にあるように無かった事にされたり言及もなくスルーされた戦役(半島戦争等)もある中で数字だけ見せられてもな…という感想が。戦場場面の描き方的に戦争自体を批判的に描きたいのだろうとは思うのだけど当時の戦争を描く気は全く無さそうでその姿勢はどうなのとなる。それから占領地での掠奪行為や民間人の虐殺等戦闘以外での負の描写も無く厳しい。
(ところで作中に描写されなかったマレンゴの戦いが載っていたのですがディレクターズカット版にはあるという事なの…)

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『ナポレオン』うーんとなるところ 

→また、ジョゼフィーヌとの描写でも手を上げるシーンが数回出てきたのだけどもそういった話も聞かない。有害な男性を描くにしても歴史上の人物を扱いながらそういうシーンを創出するのはやはり疑問。既存イメージの払拭にしても方向性を間違えている。

・ナポレオンとジョゼフィーヌ以外の人物のキャラが薄すぎる&誰か分からない
二人にフォーカスが当たっているから他の人物の描写を抑えるというのは分かるけどもネームド人物すら大多数がモブみたいな描き方されるのはさすがにナポレオンの全生涯を描く話の演出としては無理があった…ナポレオンとジョゼフィーヌ以外は余計と言っても人物関係が分からなさすぎる。あとぽっと出でフェードアウトする人物が多すぎて何度もあれ…?となってました。一応一部は字幕で名前が明示されるしセリフでも呼ばれたりするのですがそうでない人物はキャラデザ(キャラデザ言うな)が肖像画に寄せていない事もあって本当に誰か分からない自体が発生しました。自信を持って分かったのがダヴー元帥しかいない…ロベスピエールは顎撃ってようやく分かったし(そもそも場面数的に出す必要があったのか疑問)→

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『ナポレオン』うーんとなるところ 

・黒人将官の存在
同時代のフランス軍有色人種将官だとトマ=アレクサンドル・デュマ(白人と黒人の混血)とトゥーサン・ルーヴェルチュールがいてエジプト遠征に同行している描写的に前者がモデルだと思うが、前者はナポレオンを批判して関係悪化後最終的に軍を追放され、後者はサン=ドマングでの権力伸長をナポレオンに警戒され、捕縛されフランスの監獄に送られ獄死するという、言ってしまえばどちらもナポレオンに潰されている人物な上にナポレオン自身が奴隷制を復活させているので、そんな人物の戴冠式にまで黒人将官を出し「皇帝万歳」と言わせているのはグロテスクに思った。

・ナポレオンへの余計なキャラ付け
ボロディノとワーテルローでナポレオン自身が騎兵突撃をしているが実際彼は騎兵突撃を指揮した事はない。ナポレオンはイタリア戦役時はともかく自身が最前線で突撃を指揮するようなタイプの指揮官のイメージはないからなぜそういうシーンを描いたのか疑問(本人の活躍シーンが作中で少ないから無理矢理追加したのではという疑念が)前に出るナポレオンを描きたいならイタリア戦役を描いてくれ。ついでにボロディノでのナポレオンは何故か革命戦争時の将官制服を着て騎乗突撃をしている。そのイメージを使いたいならイタリア戦役を描いてくれ。→

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