今夜の報道特集で、今中国で広がる若者を中心とした市民のデモを特集してして、その合い言葉は、「Be water」だとインタビューで登場した天安門事件の指導者の一人、王丹氏が話していた。「Be water」は、香港の雨傘革命でもスローガンとなり、遡ればそれは、武術の極意についてブルース・リーが語った言葉であり、ヒップホップグループ、ウータンクランのリーダーRZAが歌った言葉でもある。ポップカルチャーと世界の状況とは、決して無縁ではないとよく分かる。
ところで、音楽評論家田中宗一郎が、今年リリースされたアルバムの中で、現在の社会状況をキャプチャーし得た数少ない名盤だと評価する今年夏の佐野元春のアルバム「今、何処」には、文字通り「水のように」という曲があり、発売から数ヶ月を経て、今まさに中国で「水のよう」なしやなやかさをめざす市民(中国の人たちは「公民」と言っていた)の運動が溢れる水のように広がっている。
佐野元春のアルバムが世界の今に拮抗していると言っていた田中の言葉は、オーバーじゃなかったんだと報道特集の特集を見ながらぼんやり思った。
という訳で「水のように」をw

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· · SubwayTooter · 0 · 4 · 10
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