日本の首都圏の一戸建てによる無制限な広がり方と長距離通勤の出現を見ていたので、反面教師としてソウル圏ではなるべく集合住宅に誘導した、という説を聞いたことはある。 

KTXて1時間の天安駅前にもタワマン立って、別に電鉄線も来てるから、長距離通勤者自体はいるのかもしれないけど。

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ソウル圏は1970年代に(かなり強引でしたが)グリーンベルトを設定し強力な運用をしたので郊外エリアの開発が富川・仁川方面以外は事実上不可能だったことと、防衛面で拡散した住宅地形成はマズいことと軍備の関係(地下に塹壕的な空間・上層階や屋上に対空武器配備)で中高層アパート主体の開発になっていますですね…(なにせまだ名目上は戦争中の国ですからね…

天安辺りの開発はソウルへの通勤圏というより(少し前までの国の方針で)ソウルから移転してきた企業や大規模工場・行政関係機関などに付随して転居してきた人たちの受け皿という点が大きいですね。平沢から天安/牙山にかけてはそれを機にした先進工業エリアに成長し軍関係の諸施設もあるので「ソウルからの通勤」もある状況ですね(京釜電鉄線やKTX京釜線に天安への通勤対応の急行や区間運転の各停KTXがあります)

つくば市や台湾の新竹みたいな印象でしょうか。天安方面に通勤対応の急行なんてのもあるんですね……

ソウル市内を朝6時台に出る天安急行は平沢や天安への通勤通学対応の急行電車ですね。

なるほど……なかなか意識しづらいですが、意外とDMZがすぐそこですもんねソウル。市街戦も想定した都市構造って考えるとまた別の風景が見えてきそうです…。

1980年代までの公営/公団建設の中高層アパート上層階には鉄砲狭間があったり、市街戦時に軍人が身を隠す塹壕的な空間として企画され補助金を出すなどして民間の低層アパートにまで設置を勧めたのが、映画で有名になった「半地下」だったりしますので…

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