アクキーはだいたい、小型のUVプリンタで印刷しています。使われているのはだいたいミマキ、ローランドDG、武藤あたりかな。
みんなには知名度ないかもしれないけど、産業用インクジェットプリンタメーカーの大手です。
基本は家庭用のプリンタと同じなんですが、
紫外線(UV光)で固まるインクを使って液体のインクを吐出し、その液体がメディアに乗った直後に紫外線を追いかけて照射して瞬時に固めることで、滲んだり流れ出したりする前に像を固定することができるので、いろんなモノに直接印刷できるという仕組みです。
ネイルに使うUVと基本は同じです。
アクリルにはインクが染みこまない(弾く)ので、インクは表面で固まっています。剥がれないような強度で密着させるのは難しいのですが、インクの改良によってかなり改善しています。
密着しやすくするための下処理を行ったり、表面を触ったり傷つくことから守るオーバーコート処理を行ったり、いっそ付加価値をつけちゃおうということでレジンを盛ったり(ポッティング)、絵を見る側の裏側から印刷(裏刷り)して問題を軽減したりしています。白ベタを刷るのは発色の問題もありますが、コートとしての働きもあります。
これをレーザー加工機でカットしたものが商品になります。
ここまで前提ね。
UVプリントの不良の原因としては、素材、インク、UV光、温度・湿度などの環境要因、機械への設定ミスなどがあります。
素材の表面状態に対しては、UVはシビアです。
アクリル表面に貼ってある保護シートを剥がして印刷するのですが、その際、保護シートの糊がわずかに残って不良になったり、剥がす際の静電気がムラのある状態で残っただけで画質不良になったりします。手袋をして作業しますが、触った部分が不良になることもあります。
素材は、UVインクとのマッチングもあって、特定樹脂メーカーのこの製品、という組みあわせが問われる場合があります。
たとえばアクリルはアウトガス(製造後にアクリルから揮発するガス)も発生するので、作りたてのものより、ある程度の期間倉庫で寝かせておいたものの方が良いです。つまりコンディションも実はあります。
また、UVとの密着を改善するためにポリスチレンを混ぜたり、表面に密着の良い層を設けた、UVプリント向けの製品もあり、印刷を請け負っている業者がどのアクリルメディアを選んでいるか、という差もあるかと思います。(まあわかるわけないですけども)
……詳しく書きすぎてますね?
ま、この際、ちゃんと書いちゃいましょう。
『龍驤虎視』タイムラプス Procreate drawing UKIYOE
https://www.youtube.com/watch?si=gLSKETm5D1hov8Lx&v=Y_28FhJvPeg&feature=youtu.be
でけた!
「思想強い」という揶揄は先日されたものがかなり近いけど、この手の揶揄をする人に「何者かになりたい」という気持ちなど微塵もなく、むしろ主体というモノを全般的に拒否している。「思想強い」も「ポエム」も「お気持ち」もワンセットの嘲笑語彙で、どれも強い主体性を示唆している。何者かである人たちに嫉妬などなくら主体らしきものを持っていることを訝っているだけだと思う。
UKIYO-E Painter hobby: aquarium/gecko/bizarre plants