ところで、今回の20作には入れなかった(入らなかった)のですが、2023年に印象に残ったマンガとしてこういう感想も残していました。
『『アンチマン』感想~SNS悪意を集めて、物語システムに落とし込む意味~』
https://ima-nakayama.hatenadiary.com/entry/2023/06/02/181215
『「BLACK -THE STORY OF MONSTER SYNDROME-」〜こんな「努力友情勝利」はいやだけど、これは「在る」し、そしてこれがヒーローでなくてなんなんだ』
https://ima-nakayama.hatenadiary.com/entry/2023/04/16/112754
『『王の病室』感想~71兆円あったら、私は父に生きてほしかった~』
https://ima-nakayama.hatenadiary.com/entry/2023/07/03/171038
なんというか、「男性学」と言いますか、男性の悲痛や苦難を描いたマンガたちだったと思います。
2022年はもう少し性マイノリティにスポットが当たっていた気もするのですが。
ただ、マジョリティの自己批判(※『王の病室』も、最終的には理屈の通ったところに着地して完結しました。褒められたものではありませんが)につながる物語が出てくるのもいいものだと思います。