日本のドキュメンタリー、先日、珍しく国営放送で観たら、ほんと絶望感しかなかった。
東日本大地震での原子力の放射能漏れに対応したチームの証言で構成されてたんだけど。
東電本部の責任を追及するどころか、一切言及せず、現場の人の自己犠牲をずっと賛美する内容。
現場の責任者が泣きながら「何週間も寝てないから少しだけ寝かせてもらいます」ってチームに謝ってて、こんな会社の危機管理能力の無さ(原子力扱ってて)を美談に出来ちゃう報道機関も、これを年間の優秀作品に選ぶtv業界も併せて、この国の報道のデストピアの塊みたいな一作だった。