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右目だけに青のカラコンを入れて紙越空魚の地味コスプレをします(しません)。

生計費指数の定義、最初に聞いたときになんだこれって思ったけど、今考えるとそれが当たり前に思えてくる。

「物価の粘着性と賃金の粘着性を組み合わせて現実の経済の動きを再現した2005年の研究」を今の今まで読まずに過ごしてきてしまった。

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・渡辺先生の講義は難しいとの評判で、実際に話も分かりづらく準必修のマクロ経済学では落単者が結構いたので、本も難しいのかな……と思いきや全然そんなことはなかった。
・指導教員の研究が紹介されていたが、物価の細かい研究をしていることを初めて知った……。

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渡辺努『物価とは何か』
物価の基本的な話から始まって、物価の計測方法から最新の理論まで幅広く論じられている。あとがきに書いている通り、教科書的にメインどころの話題をさらう本ではなく著者の関心に沿って話を進める本であるがどの話も面白くて分かりやすい。個別に思ったことを3点ほど。
・緩やかなデフレがそもそもなぜ悪いのか、という点は後半で述べられているが、そこの展開はやや怪しい。もっとも、これは著者が悪いのではなく学術レベルでもコンセンサスを得られていないトピックだからである。
・貨幣の需要曲線と供給曲線から最適な貨幣供給量が決まるというフリードマンの議論が紹介されているのは珍しいが、あともう一歩で最適デフレ理論まで言えるのだから、そこまで書いても良かったのでは。
・参考文献が乗っていない。……と思いきや、オンラインで参考文献一覧が見られるらしい。

bookclub.kodansha.co.jp/produc

伊藤・田中・真渕『政治過程論』
テーマが多いので概説的な書きぶりが多い。具体的な話を知りたければ章末に挙げられている参考文献を読みましょう。
あと、2000年の本なので例も古い。新版が出てほしいねぇ。

yuhikaku.co.jp/books/detail/46

pretextって大学入試レベルなの? 初めて見たけど……

英単語力の欠如をひしひしと感じるので単語帳を回す必要があるかもしれない。

……という教訓を2ヶ月前に買ったときに得たので、今日買ったThe Guardian Weeklyを早速読んだ。2ページだけ。

雑誌を買ってから1週間以上放置すると、二度と読む気が起きなくなる。

「無名」「業績なし」「外国の新聞で云々」で叩こうとするのは本当にみっともないし知性の欠片も感じられないからやめたほうがいいですよ。

花物語の再読が途中で止まってたな。普通に語彙が難しいので、すぐにiPadで検索できる環境でないと読めない。

わたくしはもっぱら社会科学書を好み小説はほとんど読まないので、あしからず。

平井上総『兵農分離はあったのか』
著者の思索を追っていく本であって、手っ取り早くわかりやすく解説する本ではない。
史料を綿密に読み込んでいて、歴史学の最先端に触れている気分を味わえます。

heibonsha.co.jp/smp/book/b3086

講談社現代新書の読者層は50〜70代の男性がメイン、という事実に震えている。

こんな時代に総合雑誌なんて他にあるのかな、と思ったら文藝春秋があった。そういえば父も毎月読んでいた。

会社帰りの丸の内オアゾ丸善で、ものすごくおっさんくさいチョイスをした。

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