35年前の今日、末期がんで叫びながら死んでいく姿に2時間立ち会った。
17歳の頃、体験入学で行った当時の千葉大学の医学部長が、医学研究をしたいなら、これからは分子生物学が大事だから今後それを第一に勉強しなさい、みんな生物学をやらない、と直接教えてくれたので、先ずは分子生物学者を目指した。今MITの利根川先生も千葉大に教えに来てた。高校生の頃がんの研究を志して、北大の旧がん研生化学(現、遺伝子病制御研)のメンバーにもなった。
遠回りなようでも的確なアドバイスを高校生にしてくれた先生に感謝している。今のコロナに対する理解も、他の医師よりは多分格段に違うと思える原点はそこ。