453話感想と今後の予想
いやーーー本当に🚢先生は時勢を読むのがうまいなと思っちゃった。
前回ちょっと気になってたのは結構実際でもありそうな事情なのに、医者を悪者にするのかな?というところで、でも今回みたいな話は今までなかったのでわからんなーと思ってたけどなるほどそう来たか…!だった。
悲惨な話と見せかけてみんないい人だった話、今すごくみんな求めてるし、わりと強引でも乗ると見越してやってるのまですごくうまいし、「世の中きれいごとでうまくいくわけない」みたいな言説うんざりだから本当に痛快。
でも個人的には「第一外科教授が最初にかけたひどいようにも聞こえる言葉が、実は今思い返してみると本当に思いやりある言葉だった」とかがないと信用しきれないところがややある(悪い猜疑癖)。もしこれが長い話なら第一外科教授がもっかいひっくり返してきたりするかもだし(でもまあ悪い方にはならんと思うけど)、短い話なら刈谷先生が(苦しい局面で相馬先生のアドバイスを思い出したりしながら)オペ乗りきってめでたしかなあ。。次回オペだけだとメリハリ足らないから、オペが難航するか政治にまだ一悶着あるかかなと思う。
453話感想と今後の予想2
物語のメソッドとして都合の悪いことはいくらでも偶然重ねていいけど、都合のいいことは偶然起こしてはだめ、というのがあって、ちょっと今回は念押しがいつもより足りない感じがするので引っかかってはいる。
とはいえ、みんながガッカリするような展開にはなるはずがないと思うので、必ずいいふうに終わるとは思う。現代としてみんながみんないい心掛けである話もあっていいということなのかもだし、難しいオペをなんとか乗り切る!ということ以外、何事もなく終わるかもしれない。
とはいえ第一外科教授が本当に単にいい人なんだとしたらもうちょいなんか言葉掛けなかったんかいとは思う。何のケアもせず地方にほったらかしで待ってたってのはちょっと……