急にアイオリアをどう鑑賞すればいいのかが掴めたのでこのところ延々と咀嚼している。いまの目で見るとアイオリアはとにかく立派な人物だ。というかもう、できすぎ。許せないこと、納得できないことがやまほどあるだろうに、腐らず誇り高く生きている。努力は兄の名に恥じぬため、なおかつ、その逆に兄の名を自分自身から雪ぐためのものでもある。兄の存在が与えた影響は陰に陽に大きかろうが振り回されず、彼自身に恥じない道を歩んでいる。さすが獅子座。これは兄も弟を誇りに思うだろう。まああのお兄ちゃんは「死ね馬鹿者!」とか言っちゃうんですが…。