これは俺の肌感覚も多分に含まれているけど、レトロプレイステーションジャングルというリバイバルが流行っているように、プレステ当時にBGMとしてJungle/DnBを持ってくるってのは「先進的なアプローチ」だったんだよね。
で、寺田創一氏というのはそれ以前から、たとえばかなり早い段階からハウスに切り込んで、日本ハウス黎明期に話題をさらうなど先進的なアプローチをするタイプの音楽家だったわけ。
俺はそういう姿勢にすごく影響を受けているし、やっぱりそういう人はこういうことができるんだなあって感動しちゃう。
リバイバルブームを受けてのリリースでしょ確実に。普通できないって。過去曲じゃなく今の曲を聞いてほしい、とかちょっとしたプライドが邪魔しちゃうんだって。いやあすごいなあ。先進的な発想ができる人の柔軟性ってのはこうでなきゃな。
しかも配信とレコードで出すっていう。
何がすごいかって、レトロ風情を味わえるのはもちろん、レコードを使ったDJMIXにこのリリースが切り込んでくるってことなんだ。
寺田創一トラックのレトロDJMIXとの相性はYaejiによっても証明されている。
https://www.youtube.com/live/-252jKXdXyE?si=WZwHCswO5uv60YZo&t=3552
ああ本当に理解度が深い。感動しちゃうなあ。俺もいつまでもそういう柔軟性を持っていたい。