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そんな出来事の帰宅後に、酒びたりになる梅吉と小夜を見たらスズ子はそりゃ怒る。能天気に『小夜ちゃんは六郎の嫁にしよう』と仕事もせずにやにやする梅吉の姿はどこかツヤさんに甘えている姿と重なる。スズ子の怒りとツヤさんの怒りを重ねているんだろうなぁ… 

梅丸にきた弟子・小夜に梅吉の世話を頼み仕事に向かうが、客足の減りに苦悩するスズ子。思わず辛島に元に戻すよう訴えるが、辛島は梅丸に届いた誹謗中傷の手紙を一人で抱えていた。下に手紙を隠し、皆を鼓舞し続けた辛島もショービジネスの運営としてのプライドを持っていたことがわかる。

定期的に出る羽井の口癖『命かけてるので』が実は伏線で、子供が増えるごとに命をかけられないと思い始めた羽井がバーンアウト(燃え尽き症候群)を患っていたという秘密は意外だった。メンタルケアの先生との密会とわかり家庭修復エンドはよかった。羽井の子供がとにかくかわいい。

8話。完璧主義で有名なゴルファー羽井来人の家の依頼に来た三田園と光。自身の完璧主義故にゴルフと育児の両立は一人でやります、と突っぱねているものの妻不在の中で何も出来ずという展開。プロ意識の難しさと夫婦関係の回。(今週の秘密はあまり不幸にならなかったのも新鮮)

一方、酒びたりになった梅吉。酒を飲む→寝るばかりの状態はよくない。やっぱり知り合いの多い大阪に帰った方が……と思ってしまう。小夜の登場で親子の時間が作れるといいな。(六郎の手紙が心配) 

婦人会にも動じず凛とする茨田りつ子は、スズ子を多少なりとも認めていたんだろうなぁ。言いなりでブレているスズ子にはいい刺激になるはず。(小夜の登場でブレてしまったが)

茨田りつ子の愛の鞭炸裂回。憲兵の顔を伺う辛ぽんに言われるがままのスズ子に『今日のあなたどうしたの、かかしみたいだった』『こんなのを見せられる客が可哀想』とズケズケ言う毒舌が的確で気持ちいい。つけまつげを切るスズ子の姿を苦々しくみていた羽鳥の策略と思うが、格好いい。好き。

梅丸の舞台に検閲が入り、楽器・羽鳥のかけ声が失われスズ子のパフォーマンスにも検閲が入る。そんな中でもパフォーマンスを変えないスタンスの茨田の存在が格好いい… 

梅吉上京と梅丸の苦悩回。梅吉がツヤ亡き今抜け殻のようになり酒びたりになってしまったのが辛いな。同じ妻のいない伝蔵に愚痴を吐き、路上で寝転ぶ梅吉の姿が切ない。まだ権兵衛さん夫妻とはな湯をやっていた方がよかったのでは…?と感じてしまう。 

絶対的エースである翔が初めて脅威に感じている存在が根室。根室は夢の1桁背番号になれず悔しい思いをしたが、試合のファインプレーといい伸びしろがでている。翔を肯定する存在がおじいなのがなぁ…翔の前ならいい人なのが憎い。

監督就任後、楡の視力に気が付きコンタクトへのアドバイスをしたり、これまで出来なかったものを一気に取り戻す南雲。一方、犬塚家では手術(病名を明かさないのはあくまで子供たちメインのためなんだろうな)を頑なに拒否するおじいが気になる。翔くんはこの板挟みに苦しまなければいいが。

7話。奇跡の一勝後~翌年の下剋上の布石を描く回。監督になると言っても許さないことに対し、ここまで生徒を見てきた横田が『いっぺん失敗した人の背中、いつまでも蹴り続けて楽しいですか?』と投げかけたのは不寛容への怒りに聞こえる。校長は認めたが、犬塚にわだかまりは残った。

権兵衛さんの奇跡回。まさか子供の時に書いた人相画が縁を結びつけるとは。桃が手に入ったときは既に記憶が戻っていた(口の硬い業者さんだったのがわかる)と予想する。若旦那のたまさんではなく、権兵衛さんとしてはな湯を継ぐ展開はよかったな、と思ってしまった。 

完走。過去の経験からもう真面目に人を好きにならないと決めた天が引っ越しの日に出会った龍司。龍司のあたたかさ(おせっかいともいう)に触れ、少しずつ好きになっていく。BLものだが初々しく進む展開に心温まった。 

香織が元恋人に尊厳死をしようとしていたことは驚いたものの、恋人の妻からしたら旦那も息子も奪われる!ってなるよなぁ…香織視点がビターエンド(妻にネットに書き込まれ職を失う)
友美視点も夫が生きており家庭を持っていた展開は悲しかったな、愛人に脅されているんだよ!って開き直ったときは腹が立ってしまった(夫の逮捕後に新しい恋に進む展開は好き)
冴子視点は旦那も部下の細田善彦も可哀想としか……
樹里視点は初めての恋が女性の既婚者だったが良い恋だったんだろうな……と。怜さんが愛妻家だったのに樹里も好きになってしまったんだろうか。許嫁の曽我部が健気にも見えるししつこく見える。

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BS4K再放送。マラソン大会で偶然出会った女性4人が生きずらさを抱えながら幸せを求める。元恋人の息子から告白された香織・夫が失踪し7年目に新しい恋をする友美・不妊に悩む冴子・人を愛する気持ちがわからない樹里と4人それぞれの悩みの背景がひっくり返る展開に転がされる。

完走。就活をしているほたると小学生からの仲の美晴の友情を描く。内向的なほたる・外向的な美晴の対称的な姿が最終週に美晴の視点が明らかになり、この友情が愛おしくなっていく。ほたるの就活描写が妙にリアルで挫折(自分も期間が長かった)しかけた…見て良かった 

2023夏で面白かったドラマランキング(総括は引用)
1 VIVANT・ハヤブサ消防団
2ウソ婚
3やわ男とカタ子
4みなと商事コインランドリー2
5シッコウ
6ノッキンオンロックドドア
7癒やしのお隣さんに~
8初恋ざらり
9ばらかもん
10転職の魔王様
彼女たちの犯罪・紅さすライフは次点

事件が自分の不注意きっかけで、贖罪の気持ちになっていた義父・義父が事件の容疑者ではないかと傷つく里沙。今回の矢木の依頼で誤解が解け、一歩を踏み出すラストがよかったな。和菓子屋の家元同士の争いに対しての右京の『傷ついた人がいるのに争っている場合じゃない!』という一喝に納得。 

6話『名探偵と眠り姫』。マーロウ矢木(S10以来なので12年ぶり)回でもあり王道。17年前に起きた眠り姫事件についての特命への書き込みから始まる展開・眠り姫こと里沙の失われた記憶を呼び起こす草餅の匂い(プルースト効果)・そして矢木と眠り姫事件の関係など申し分ない探偵ものだった。

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