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紗英の印象が最初は見栄のために嫌な人間だったのが、毎週何かを失っていき人間味ある姿になってきた印象。過去を知る泉への攻撃も軟化し、受験のためとはいえ九条を許していたが切る決断もした。九条のが上手だが強い。

未久の意識を失う前の『おとうさん』という言葉を聞いていた・同居しているにもかかわらず、地位が上の人の手術を優先した英世。母の薦めの紗英・結婚を前提に付き合っていた未久の母との同時進行付き合いといい、どこか冷たい面が見える英世。紗英の方がまだ人の面がある。

未久のためにと青葉が誕生日会を開く。誕生日会で幸せそうにする未久に苛立ち、九条に『殺してやりたい』と話す瑠璃の顔・笑う九条・そして未久の転落と瑠璃犯人ミスリードが凄い。青葉犯人説もあるが、同世代女子を落とすのって難しいのでは?と思っている。 

未久の瑠璃への攻撃とはいえ、瑠璃の片思いを利用(おそらく隠し子判明前は両思いと思っているが、復讐に染まってからは考えられなくなった)したりとどろっとしている。九条の裏工作動画も撮っていたりと狙われる要素が多いのも怖い 

7話。瑠璃の九条への異常な洗脳状態から切り離すため解雇することにした紗英。一方、未久は英世との隠し子であることを楯に浅見家に復讐を開始する。未久の『あったかもしれない自分』を瑠璃に重ね瑠璃に攻撃する姿・瑠璃の『信じていたものの崩壊』に耐えられない姿など痛々しい。 

佐伯の動向はほぼスリジエハートセンターのため、なんだけど病院で独裁状態・ペアンの過去を掘り起こしに来た天城・視力の低下とどんどん窮地になっていく。来週どうなるか? 

医学会の公開オペ(この物語は公開オペ好きだな)で、天城が選んだのは実父・養父を苦しませてきた因縁の患者。佐伯の反対を押し切り、いつものシャンスサンプルを行わない異例の手術、成功するか危うい。 

9話。天城のオペのピンチに現れた渡海。『あんなギャンブルみたいなのはできない』と言いつつもダーウィン(遠隔オペ機械)を用意し、世良・佐伯との三人手術が圧巻。突然いなくなったことで6年間何をしていた?と聞いた世良に辞めたかと思ったと返す姿が相変わらずでいい。 

原爆裁判の結果は分かってはいるが、苦しい。その判決に至るまでの言葉一つ一つを噛みしめるようにいう汐見さんの言い方が印象に残る。傍聴席から早く立とうとした人たちにも聞いてほしい、と言う意思を強く感じた。 

百合さんの寅子を見て『ごめんなさい』は過去の人物と間違えているのか、それとも素に戻って恥じているのか気になってしまった。どちらにも取れる演技、圧巻。 

梅子さんの餡が認められ、竹もと二代目に決定…!と思っていたら道男の竹寿司独立も決まり…(笹山さんが出ないのは調子がよくなかったのかな心配)竹もとで寿司を出すことになるとは。

被爆した吉田さんを証言台に立たせず、被爆したときの状況・子を三人喪い夫が離れた経緯を読む姿を見たとき、吉田さんの背景を想像して涙が出た。 

被告団体の吉田さんが上京。吉田さんの『私が出ないと変わらないんでしょ?』という反応や『昔は美人コンテストに選ばれたりしたんですよ』とかどこか諦めのような言葉を呟く姿が悲しい。よねが『この世界は声をあげた女性には石を投げる』と諭す姿が胸により来てしまった。 

しかしここ数日の余貴美子の老いの演技が圧巻。化粧がうまくいかなかったり、徘徊の演技やのどかを庇う演技はリアリティがある。介護の仕事に携わってきたからちょっとあの時の記憶を思い出してしまう位。 

飛び出した優未が向かったのは轟とよねの事務所。遠藤さんが『口や手を出して、何の責任も負わないような人には、どうかならないでほしい』と諭した言葉が響く。優未の精神年齢が上がっていく過程と同時に寅子は寅子で相変わらず脳内にとどめて…人の性格は変わらない表現なんだろうなぁ 

完走。19・29・39の3姉妹が仕事や恋等人生の分岐点を描く。おふろ屋さんが舞台で人の縁がメインのため凄くリアタイ(金曜10時)にみたらほっとしただろうなこれは。ラブの部分としては肯定してくれるコウタロウ(仮)は好きになる、こういう松下洸平は反則。

season2。殺意なき連続殺人事件を題材に人を口笛で操る能力者・八雲と天草の父の因縁を描く。もうseason3を書かないつもりなのかは不明だが、天草周辺の登場人物をここまでやるかという展開が多い印象。真犯人の動機もちょっとがっかり。もしあるなら色んな能力者で書いて欲しいなー… 

尊敬する祖母像が壊れていき、祖母に言いたくないこと(優等生と褒められてもそんな良い子じゃない等)を言ってしまうのどかの悲しみ・好きでも結局のどかを庇ってしまう祖母を見て結局他人なんだと感じてしまう優未の苦しみもわかるからつらい。 

百合の介護問題は、寅子や航一は仕事で遅くまで家を空けているため夜しか知らない。家政婦の夕食準備のときにいた優未はおそらく学校が終わったらすぐに家に帰宅している。ヤングケアラー状態で家の面倒をみているのに逃げてるのどかに怒りがこみ上げている様子。 

平行線状態の原爆裁判に竹中記者の記事が載る。載ったことにより、1人だった傍聴席の人数が増え桂場は上から早く終わらせろと急かされる。皆、見て見ぬふりだったのにずっと向き合ってきた人たちはどうするのか。原爆裁判と絡めているのかは分からないが優未の蹴りは原告の怒りと重ねている。

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