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事件の節目節目に現れる美佐江。ミサンガを引きちぎってから腫れ物に触るような扱いをする寅子を察している美佐江の底の見えない感じ、モリアーティ教授のように何か大きなものを考えていそう。ほんと役者さんがすごい。

朝鮮の人だからと差別はよくない、と言った寅子に対しての『僕はきれい事ではなく現実を話しているだけです』と返した入倉はおそらく嫌な思いをされた側なんだろうなぁ。その気持ちに気が付かずシャットアウトしちゃう寅子がまだまだ法律家としての脇の甘さを書いている。 

今週は国の違いで差別を受ける側・無意識に差別をし隔たりを作る側の行き違いを書きそう。放火事件で店の一部を失った被告と被告家族の『どうせ分かってくれない』という言葉の悲しみが辛い。被告家族を諫めた事務員小野の真意は次の日へということだろう。 

菅井は権力に飲まれて患者のことは目にくれてない感じが恐ろしいなぁ…。AIのミスは東城大のせい、助けに来た世良にも東城大のせい……そのうち大きな落とし穴がありそう。 

菅井の承認した手術はAIを使った手術。世界から症例を学んだAIが命令して実行するもので最初はよかったものの、失敗する。美和の動揺に立ち上がった世良の覚悟・それを見越して世良に前もって指導する天城の優しさが手術の腕にこもる。世良の『邪魔です』は渡海を思い出したが。 

4話。医療訴訟専門弁護士・戸島が天城の医療行為に集団訴訟(一度も受けていない人のみと言うのがリアル)を申し出る。菅井の差し金とはいえ、娘である美和の仕事を正義の名の下に奪うのはどうかなと思っていると戸島が病になってしまう。天城の『(受けないと)死にます』はリアル。 

完走。16年前に遭遇した事件により記憶を失った主人公・葵が、刑事になり再び事件が動き出すミステリー。事件の痛みを抱えながら捜査する葵に引きこまれ、先が終始読めないドラマ(容疑者の多さも魅力)だった。相棒になる香坂との関係・16年目に少しずつ再生する友情もいい。 

完走。大財閥令嬢であり刑事の麗子と麗子の執事・影山が事件を解決するミステリー。原作も大好きな作品・肉付けがされ魅力が増したドラマ版で、ポップな演出の中で事件の動機の切なさを毎回感じる主題歌が良い。シーズン2あってもいいな… 

完走。95年の渋谷を舞台に『何者かになりたい』秋久ことQが、同級生である翔と行動を共にすることで刺激的な日常へと飛び込んでいくストーリー。90年代渋谷の再現度の高さ・友情が熱い物語が光る。個人的に4月期の主題歌の中でもぴったりなのでは… 

杉田兄の近隣の人へのフォローは裏があると思ったら本心から寅子と優未を案じていたということか…… 

美佐江の行動も来週へと持ち越しになったのは、もしかしたら大きな事件を起こす予兆かもしれない……ミサンガの件は少年法を楯にした事件だったが今度はもっと別のことを……(それくらい森口のプレッシャーがすごいのか?)

航一の心の傷は予想以上に深そうで、寅子が入りそうになると『秘密です』とシャットアウトした。来週は傷について深掘りしそうな…… 

杉田兄弟の麻雀大会に呼ばれていた航一は、やってみたいと話していた寅子を誘い会場へ。優未の姿を見た途端に泣き出す杉田兄。弟から娘と孫を亡くしたことを聞き、航一は『ごめんなさい』と告げる。杉田の心の傷を開くようなことをして申し訳ないと思った航一、優しい。

涼子様と玉の関係が変わり、新たな関係の変化をみた回。突き出しに稲さんのおかずが入ったり、優未がお刺身を食べれるようになったり…杉田兄(太郎)の過去が出てくるとは。 

お受験バトルとママ友の上っ面会話の中に合格率100パーセント家庭教師・殺人事件・権力争いがこれでもかと積まれている1話。今のところ100パーセント家庭教師を選ばなかったメアリージュンの家・牢獄みたいな部屋に閉じ込める鈴木浩介の家がどこまで堕ちるのかしか気にならん。

涼子様母の呪詛のような世継ぎを産めと言う言葉は、涼子様にとってはいつか自分も母のようになってしまうのでは…という恐れになり、桜川家を捨てる決断を下すきっかけになった。(旦那さんとの関係は悪くなかったのが救い) 

優未との溝が少しずつ埋まるのを感じつつ、涼子様のエピソードを回収……明日じっくり森口娘主犯の事件をやりそうだな、杉田兄の持ちつ持たれつ論が思わぬ味方になるかor森口の豪腕で無理矢理解決になるか… 

英語で『私の親友になってくれませんか』という玉。英語で言うのは寅子に聞かれないためと思ったが、英語は日本語と違い謙譲語や相手を敬う言葉なんてない。玉にとっては涼子様へ伝える精一杯の本音なんだろうな。すぐに察して『もう親友ですよ、玉』と返す涼子様、すてき。 

涼子様と玉、玉は自分のせいで離縁して…と罪悪感感じていて涼子様は涼子様で玉を縛り付けてると感じていた。寅子が話し合いの場をもうけたほうがいい、という判断により互いに本音を話せたのは本当よかった。壁でいたいけど世話を焼くのが寅子。 

みさえの重圧と涼子様の華族としての重圧がちょっとだけリンクする回だな。涼子様は自分の意思で決めたけど、みさえは森口の決めた道だから歪みが出ている。バレたときの笑みが苦しそうにも見えるしもうこの人は利用できない、という表情にみえる。これは解決を難しいなら杉田兄が出て来る? 

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