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コクリコ坂、吾郎監督の中でも好きな部類

トガクシソウの経緯を考えたら、孝光の伊藤家の代々研究してきたものを奪われ、地位回復のための論文だから悪いとは言い切れないのよ… 

大窪と万太郎の共同研究が実を結び、名前が雑誌に載ったところが最高だった。その分、田邊教授のトガクシソウは最初に見つけた伊藤孝光が論文を書いたことで白紙…田邊教授と徳永助教授逆転展開もありそうな引き… 

倉木が、万太郎に初めて出会った時に鞄から盗んだお金を返す場面がよかった。あの時に万太郎が声をかけなければ、変わることはなかったという倉木の顔がすっきりしていて泣かせる。 

大窪との研究が佳境の万太郎。図鑑を作ることになり、印刷に励む。印刷代が足りないことに気が付いた寿恵子は頂き物のドレスを質に出すことに…あのドレスは価値があまり付かなかった(質屋の範囲外だった)のに長屋で今後贔屓になるからね、と話してたのが優しさがあっていい。

田舎特有のコミュニティや消防団の仕事を書くだけでなく、消えた太郎の過去の記憶・怪しい集団・不穏な音楽など『何かがおかしい』部分をさらっと書いており面白い。腫れ物扱いされていた青年・浩貴を一ノ瀬ワタルが好演していて勿体ない。またキャストが皆怪しく見えるのも見所。 

1話。スランプのミステリー小説家・太郎は実家がある隼地区に移住することに。そこでかつての幼なじみ・勘介から消防団へ入らないか、と誘われる。消防団に入るきっかけの場面がワンカットにすることで太郎の目線での戸惑いがかかれるので見応えがある。引きも気になる(続) 

私のシテくれないフェロモン彼氏、HDにずっと入っててようやく見た。女性の性欲に向きあって書いている作品って最近なかったなぁ…と思っていたがオチはこれでいいのかな?と。ドラマストリーム枠、意欲的なの多め。

BS再放送から。父を医療事故で殺された明日美が復讐のために大学病院に潜り込むストーリー。協力者となるオダギリジョーもいいし、主題歌もいい。明日美の笑顔が見れてよかったなぁ 

瀬名がいなくなり、心に蓋をするように信長に接待をする回。薬を煎じながら苦しみに耐える姿・家臣たちに言われ本音を漏らす姿・そして後の大きな脅威になる秀吉との頭脳戦が見所だったが目に光がない神の君……本能寺まであと少し 

今期ぶっちぎりで面白かったな、ハヤブサ消防団。池井戸作品といえばTBSの固定概念をひっくり返したのと伏線の散りばめ(原作みてないので伏線じゃないかもしれない)がすごい。
ワンカットで消防団の仕事を映す演出も◎。
(物語と伏線に関してはあす呟きます)

休日、石版印刷機が到着。長屋の皆でリフォーム工事。倉木さんがあんなに見せたがらなかった武士の刀傷を見せて外で手伝う姿を見るだけでもたまらなく泣けてくる。 

研究で新種と判明し、嬉しそうに笑う万太郎と大窪(と藤丸・波多野)。それを嬉しそうに見つめる徳永助教授。部屋で眺める田邊教授の心が墨汁に染み込む紙のように曇っていく不穏さもあるが、今日はこのままで…… 

大窪と万太郎の研究がイキイキしていて楽しそう。徹夜明けのテンションの高さも楽しいからなんだろうなぁ……。寿恵ちゃんのことを忘れてしまってもすぐに謝る万太郎にほっこり。 

大窪の隠れた植物への情熱を引き出した万太郎。共同研究に関して楽しそうにする万太郎と大窪。徳永助教授はそんな二人の後押しをしようと田邊教授に直談判する。学歴等を楯に反対する姿に『槙野に感謝すべきです』と徳永助教授ははっきり言う。徳永助教授が格好いい。

『口先だけのゲス』という言葉は大窪さんは上手く田邊教授の指令を理解できなかった自分に向けられた、と思っているんだよなぁ。本当は美作に言えなかった本音なのに。田邊教授の不器用さがそこに出ている。 

そんな中、大窪さんを連れて長屋を訪れる藤丸・波多野。見つけた新種をここで初めて田邊教授以外に見せることに。新種だから共同で発表しないか?の言葉に藤丸同様に不信感を抱いたが大窪さんのモデルを知ってこの後の展開に希望を持てる。

寿恵子の決断で長屋に印刷機を置くため、リフォーム工事に。長屋の皆が手伝いほのぼのとした光景であの倉木さんだって手伝う姿に嬉しくなっちゃう。

2話。小原がひかりを裁判所に連れて来た理由は『行政執行中の時の犬の世話』を依頼することだった。犬が苦手の姿と債権者に毅然と立ち向かうギャップがいい。今週の債権者は単純に元相方だった原告に会いたいから引き延ばしていた…だけじゃ済まない位小原さんのストレス値が高い回。 

だが情熱はあるの感想(長文)。物真似でも再現Vでもないドラマに引き込まれ、錯覚する演技を見せる森本慎太郎と髙橋海人。ターニングポイントとなるM-1の場面の作り込み(漫才・セット・敗者復活の競馬場の下り)が凄い。雑誌・春日カレンダーなどの小道具まで余念のない感じも凄い。とにかくふたりの主役が凄かった。山里亮太・若林正恭という人間が憑依していたと感じてしまった。これは上半期ドラマで好きなタイプのドラマ。  

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