自戒と愚痴:守られるべき人々
このような生き物をそれこそ小学校低学年の頃から知っていたが、たいていは成績が悪いことが多かった。
自己主張の仕方がよくわからなかったために背景に溶け込む習性が身に着いてしまったというだけでしかない、ある意味で卑屈ともいえる自尊心を守るために「ハゲワシ」的スタンスをとる個体が多い。誰かのおこぼれに預かるのが彼らの使命となる。
こんなしょうもない連中が支配的な集団ではまともな新陳代謝など見込めないから、一度病巣を機能不全に追い込むか、あくまでも距離を置いて付き合うか、とっとと立ち去るかということになる。最後の選択肢は阿呆の思うつぼだからだいたい候補から外れる。
スカベンジャー志望者の一人一人を群れから引きずり出してヒト個体としての自我を思い出させることが唯一無二の効果的な治療法であり、根治的解決策である。