自戒と愚痴:守られるべき人々
個々の発言が何についてのものなのかを普段からよく認識しておらず、話の流れや会話のツリーを読まず発言者や主張の出どころにも注意を払わない。
しかも文全体の読解に失敗し、語句の使われている文脈や話の内容を無視して語句そのものに反応していることさえある。
自分の「思い込み」をその場で面と向かって一対一でいうと、相手からの間違いの指摘や反論に対応できなかったり、仲間外や「お上」から叱られることを学習しているから、後々になって本人のいない時に自身の群れや上の者に嘘や妄想を吹き込み、けしかけようとする。歪曲して自身に都合のいい話の脈絡をでっちあげるための「素材」にして、自身の行為の正当化・偽の経緯報告・特定個人に対する不当な人格批難や断罪の拠り所にする。誤解や事実誤認を認めずに押し切ろうとするきらいがある。
人間の記憶は数日も経てば都合よく劣化するものであり、自分で確かめられていないようなことについては尚更である。
ここまでいえば明らかなように自分自身の目よりも伝聞や噂のほうを信じる人種になる。
自戒と愚痴:守られるべき人々
このような生き物をそれこそ小学校低学年の頃から知っていたが、たいていは成績が悪いことが多かった。
自己主張の仕方がよくわからなかったために背景に溶け込む習性が身に着いてしまったというだけでしかない、ある意味で卑屈ともいえる自尊心を守るために「ハゲワシ」的スタンスをとる個体が多い。誰かのおこぼれに預かるのが彼らの使命となる。
こんなしょうもない連中が支配的な集団ではまともな新陳代謝など見込めないから、一度病巣を機能不全に追い込むか、あくまでも距離を置いて付き合うか、とっとと立ち去るかということになる。最後の選択肢は阿呆の思うつぼだからだいたい候補から外れる。
スカベンジャー志望者の一人一人を群れから引きずり出してヒト個体としての自我を思い出させることが唯一無二の効果的な治療法であり、根治的解決策である。