「透明人間の表現として服や身につけてるものだけが浮いてる」ってのはよくあるけど、それをフィギュアとして立体化するって発想面白いなぁ…でも「中の人」はどんなポーズなのか。なんとなく人体にはとれなさそうなポーズな気がしなくもない。まあいんだよ細けぇことは。
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そのためか、元イラストより薄いものの、超現実的な印象は残っている(と、おれは感じた。あくまで個人の感覚に過ぎない)。
で、ここでまた「炎上した『服を着た透明人間』画像」とフィギュアの元イラスト、フィギュアの画像を並べて見ておきたい。炎上した画像がボディラインを隠すことなく、スカートにもご丁寧に(?)「股間の位置を示すようにまとわりついたしわ」がある。つまり「女子学生の制服という記号だけでなく、性的なもの(主に着用者のボディライン)を直接的に想起させる情報」が残されている(と、おれは思う)。
対してフィギュアやその元イラストでは、ボディラインはわりとぼやかされていたり、生々しさをそぐような感じで、実は案外巧妙に(しかしそこそこぎりぎりに?)性的なものを想起させる情報を間引いてるようにも感じられる(はい、個人の感覚です)。
まあ、人の想像はどんな行間でも埋めてしまえる気はするし、紹介記事では想像するセクシーさを強調して紹介してるんで、透明人間画像が炎上したのに透明人間フィギュアがいいのかどうかははっきり言えない(そもそも性的な強調などを避ける必要もある広告と、性的であっても許されるフィギュアとでは、どこまで性的さを持って良いのかは違うわけで。それを言っちゃあおしまいだがな!)。
とはいえ、セーラー服の透明人間フィギュアが、(繰り返すがギリギリくらいかなーくらいの感じで)性的なものから少しだけ引いたために、制服やニーソの持つ記号性が浮き彫りになってる感じがするのは面白いというか。いやでもこれ、あんまうまく言語化できてないかもしんない。うーん。