またお試しサイズの香水が4本届いた。(でもそろそろやめなきゃ、財政的にw)
最初につけたのはエルメスの「李氏の庭」。香水を買うときは、使われている香料をチェックしてから買うんだけど、これだけは完璧にジャケ買いならぬタイトル買い。
この訳にした人のセンスは素晴らしい。
「李さんの庭」だったら、こんなにときめかなかった。
李氏とくるから、連想するのが李世民だったり、李氏朝鮮だったりして。
かつては王族に連なる大家だったのが、何代か前に権力者の勘気に触れて没落し、手入れが行き届かずに荒れた庭だけが残るなんて、名前だけで妄想が広がって、ついつい買ってしまった。
とてもいい香りでした。ウォータリーっていうのか、それ系の香りは苦手だと思っていたけど、使われる香料と調香によって、こんなにいい香りになるんだなぁと感心。
これは、買って良かった。
2本目にお試ししたのはペンハリガンの「コンスタンチノープル」。
これぞ「ザ・香水」という感じの格調高い香り。
初めて自分で高を買ったのは40代の初めで、何を買ったらいいかも分からず、とりあえずシャネルの「ココ」を。
つけた途端に感じたのは「格が違う」「ごめんなさい、ごめんなさい、私には格上すぎました!」という敗北感。
あれから20年、そろそろこういう香水をつけてもいいかもしれません。