『iPadショック』
林信行著、日経BP社 2010年6月発行
初代iPadが日本で発売されたのは2010年5月。当時の日記を見ると5月10日に予約し5月28日に受けとったようだ。日本でのiPad発売とほぼ同時に出たこの本は、iPadが世界に与えるであろう影響を数多く取り上げている。著者はアメリカで先行販売されたiPadを使い込み、多くの人にも使わせた上で、iPadがどのように使われていくか、様々なシーンを想像する。そこから15年近く経ってみると、やはりiPodやiPhoneほどのインパクトはなかったように思う。当時予測できていなかったのは、スマホが大型化してタブレットPCのニーズを多く取り込んでしまったことだろうな。当時のiPhoneは画面が小っちゃかったものね。