『ザ、コラム:2006-2014』
小田嶋隆著、晶文社 2016年10月発行
各種媒体に発表されたコラムの自選集。最後から何冊目だろう。時事的な内容については「そんなこともあったなー」と懐かしく感じながら読めるし、小田嶋さん何馬鹿なこと言ってるんだと思ったりもする。日本語が乱れているという話は今も昔も興味を引かれる。小田嶋さんの世代(テレビと電話で育った世代)ですら文章力の低下が嘆かれていたのか。それはともかく、この本、ページが本のノド近くに振られているのでページを探しにくい。出版社(というかデザイナーの人)は気をつけてほしいところ。
#本日手に取った本 #読書
『地雷を踏む勇気』
小田嶋隆著、技術評論社 2011年11月発行
"特定の話題の周辺が地雷原になっているということは、その話題が「圧力」を獲得したことを意味している。そういう場合、誰かが地雷を踏みに行かないと、議論が死ぬ。無理が通って道理が引っ込む。かくして、弾圧は成功する。"
日経ビジネスオンラインのコラムを再構成した本。小田嶋さん、よく地雷を踏んで炎上していたけど、わざとだったのね。小田嶋さん亡き後、その役割は誰が担ってるのだろうか。ちなみにこの本、技術評論社から出ている。ちょっとびっくり。ずっと日経BPだと思ってたよ……。
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