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『戦争論 レクラム版』
クラウゼヴィッツ著、日本クラウゼヴィッツ学会訳、芙蓉書房出版 2001年7月

話題の新訳……ではなくドイツのレクラム文庫に収められた縮約版の翻訳。中公文庫版を読んでると眠くなってくるので、これでまずは全体を掴もうと思って買ったのだった。戦争論の古典というだけではなく人間と社会に関する古典といってもよいと思う。今はどうなのか知らないけど、レクラム文庫の権威性というものに我々の世代(?)はひれ伏してしまう、ということを抜きにしても、良い本だと思う。

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