『この世界を知るための人類と科学の400万年史』
レナード・ムロディナウ著、水谷淳訳、河出文庫 2020年7月発行
人類は知的好奇心、知りたいという本能的欲求から精神的な探求を開始し、文字、数学、法則の概念、合理的自然観を獲得していった。科学が発展し、世界を説明できるようになり、量子力学の進展によって人間の経験の限界を超えていく。この世界を少しだけ違った風に見ることのできる人たちによる想像力の積み重ねで人類の知識は進歩してきた。物理学者による文明史+科学史。現代は「The Upright Thinkers」だけど、タイトルは良い邦訳だと思う。
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