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『養生訓』
貝原益軒著、松田道雄訳、中公文庫 1977年5月発行

江戸時代の健康管理の書としてもっともよく知られている本。もちろん当時の健康に関する知識は間違っているものも多いけど、心を安らかにして体を動かす、という基本は今も変わらない。「食べ過ぎない」「健康を損なうものを口にしない」というのは昔から言われているのに今も多くの人が実践できてないのでは(反省)。まあ、貝原益軒だって日記に「新米が届いたので鶏飯を炊いたら食べ過ぎてお腹壊した」とか書いてるので簡単ではないのである。

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