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『ドラキュラ』
ブラム・ストーカー著、唐戸信嘉訳 光文社古典新訳文庫 2023年10月発行

昨年末から読み始めてようやく読み終えた。全編、日記や書簡で構成される、19世紀末らしい小説。古典新訳文庫らしく脚注がとても充実していて助かった。これがないと理解が進まず若干つまらなくなってしまうかも。また、執筆当時の時代背景から吸血鬼文学全般にわたる巻末の解説が実に素晴らしい。これだけでも光文社版を買ってよかった。次は『カーミラ』を読んでみたい。

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