Wikipedia(英語)に原著刊行後の騒ぎがまとまってた。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Irreversible_Damage
(憶測の域を出ませんが)同社・他社の過去例に照らしてありそうなのは、、、
■事故った(無思想)
・「かなりの話題書だしちゃんと取材してるようだから」とうっかり翻訳権を買っちゃった
・社内でもなんかよく知らないうちに出ちゃった
■問題作(無思想)
・不安商法で売れると見込んで攻めた
・日本のLGBTコミュニティの非難なら米国同様に乗り切れるだろうと踏んだ
・翻訳部門の台所事情でやむにやまれず
■わざと(思想)
・社内に関連思想の持ち主がいる(経営層か現場か)
・内容の説得力がすごい(まるで事情を知らないと感化される程度には)
・賛否はさておき海外事情を知らせたい(反捕鯨映画の上映会みたいに)
といったところか。
原題や邦題、内容紹介からは「物議を醸すぞ」という姿勢を感じるけど、著者の次回作「Bad therapy」も児童の精神障害を扱いながら、従来の治療法に疑問を呈するといったお話のよう。現代型の近藤誠ですね。
知りたいのは、KADOKAWAの広告諸規定でいう「非科学的、迷信に類するもので、読者・ユーザーに不安や不利益を与えるおそれがあるもの」に当たるのどうか…。