機械作文(と仮に呼びます)の産業利用がしっかり進んだら、とりあえずは出所の表示その他に類するモラルの問題になるとともに、天然フィクション/養殖フィクションとでも区分できるであろう、新しいジャンルフィクションのカテゴリーが生まれて、そのカテゴリーは(ケータイ小説が、Web小説が、スマホ小説がそうだったように)内容によるジャンル分けをまたいだものとなるだろう。こう呼ぶのは気がひけるけど、低級フィクションとでも名づけて仕分けしないと、アートワールドの良識的なゲームルールの安定に支障をきたすとして(論争すらされずに、静かに)嫌気され、遠ざけられるのではあるまいか。