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最近のジェンダー関連で個人的に考えてるのは喪服のことだ。
葬儀や法事は結婚式よりも服装の自由度が低く、そしてバイナリーな格好である。
男性は男性らしくスーツにネクタイ、女性は女性らしくポケットの無いワンピースにストッキングとパンプスといった服装を求められる。
そういった格好に強く抵抗を覚えないのが多数派だろう。
しかしAFABである自分はどうしても喪服のワンピースを着ることに抵抗感があった。
なぜなのかは自分でもよくわからない。
パンツタイプの服装であればまだマシに感じている。
結局、直近で喪服を着た際は黒いパンツスーツに黒いブラウスでやり過ごした。
しかしこれは今くらいの年齢でギリギリ可能な手段であり、歳を重ねていけばより格式の高い「ちゃんとした」格好が求められるだろう。

現在の喪服業界は随分と保守的であるようで、パンツタイプでレディースサイズの喪服は未だに見たことがない。
パンツタイプかつフォーマルに耐えうるものとなると、色々考えたが現状ではオーダーメイドにたどり着く。価格が高い。
逸脱するものにはペナルティを課すとでも言われているようだ。
人間として無視されている感覚も覚え、腹立たしく思う。
嫌になる。

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