・セックスワークに対する4つの法的アプローチ
(1)全面的な非合法化
→逮捕を防ぐため警察に賄賂を払う、コンドームを持っていると売春の証拠とされる地域では感染症になりやすい、などリスクが高まる。
(2)部分的な非合法化
→売春宿を禁止するとワーカー同士が共同で働けない、街娼を禁止すると人里離れた場所に働くようになり暴力に遭いやすい。
(3)買春の非合法化
→ワーカーが客を警察から守らなければ収入を得られないため、客の個人情報を聞けず、交渉が難しくなる。
(4)合法化と規制
→合法の仕事と非合法の仕事に分かれ、弱い立場のワーカーが後者に追いやられる。
トニ・マック: セックスワーカーが本当に求めている法律 | TED Talk https://www.ted.com/talks/juno_mac_the_laws_that_sex_workers_really_want/transcript?language=ja
・「セックスワーカーはどうしたいのか?」
→ニュージーランドの非犯罪化の事例。安全のため複数人で働ける、雇用主は責任を負う、顧客を拒否できる。非犯罪化をしてもワーカーは増えなかった。
トニ・マック: セックスワーカーが本当に求めている法律 | TED Talk https://www.ted.com/talks/juno_mac_the_laws_that_sex_workers_really_want/transcript?language=ja