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「 紀元1世紀の政治家であり博物学者でもあったガイウス・プリニウス・セクンドゥス(大プリニウス)は、地理学・天文学・動植物・鉱物など多岐にわたる知識を記した著書「博物誌」の中で、「私たちは川や自然の要素を汚染し、生命の主な支えである空気そのものを、生命を破壊する媒体に変えてしまいます」「万物の親である地球を支援し、その利益を擁護することは、私の第一の喜ばしい義務です」と述べています。つまり、当時から人間が自然を汚染していることは認識されており、その上で自然を保護することの重要性すらも唱えられていたというわけです。

約2000年が経過した現代においても、大プリニウスの言葉は当てはまります。現代社会では環境への懸念がホットな政治的話題のひとつとなっており、オーストラリアの若者約2万人を対象にした2023年の調査では、44%の若者が環境問題を最も重要な課題だと解答しました。」

>古代ローマの人々も「人間による環境汚染が結果的に健康を害する」ことを知っていた - GIGAZINE
gigazine.net/news/20250103-anc

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