「2024年2月、AI開発企業OpenAIのCEOであるサム・アルトマンが、AI向け半導体の増産とAIデータセンター増強のために実に5兆〜7兆ドル(780兆〜1092兆円相当)の資金を集めていると経済紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。アラブ首長国連邦(UAE)政府、ソフトバンクの孫正義CEO、台湾の半導体メーカーTSMCと話し合いをしているという。

この7兆ドルという数字は誇大妄想といえる水準だ。2022年度の半導体市場規模の10倍以上。アメリカの2022年のGDP(国内総生産)の1/4におよぶ。日本のGDPの2倍に近い。マクロ経済に影響を及ぼすことが避けられない規模である。」

ここまで膨れ上がると、その投資を一体何処で回収する目処を立てているのか、その規模に物を言わせて有無を言わせず世界の経済からコスト回収を目論むようにならないかという側面からも、彼らの動向を注視しないといけなくなるのではないか。

>OpenAIの投資計画はアポロ計画の70倍?加速し膨張するAI開発投資、バブルの懸念も:朝日新聞GLOBE+
globe.asahi.com/article/152964

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実際、仮にこれが上手く行かなかったとしても、規模が巨大になり過ぎると、破綻時のダメージが経済全体に波及する懸念から政府が税金を投入して救済に動くケースがあるのは既に経験済み。この規模は既にその水準に達している。

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