「この現象はこれまで、白金の触媒作用で、箔の表面についていた酸素原子が水素原子と反応し爆発するためとされてきた。しかし、条件を変えて実験を繰り返すうちに、疑問を持った。箔を重ねて厚みが増すと、爆発が起こらなかったからだ。定説通りであれば、厚さは関係がないはず。表面だけでなく、裏面も関係しているのではないか――。試しに裏面にセロハンテープを貼ると、爆発は起こらなかった。
分析を進め、箔の裏側にある酸素が、箔に開いた小さな穴を表側に通り抜ける時に触媒作用が起き、定着した酸素原子と水素原子が反応し爆発することを明らかにした。」
ほほう、これは面白いところに気付いたな。
>火を使わなくても爆発、なぜ? 化学の定説覆した高校生2人が米国へ [宮城県]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS3M7V0YS34UKJH001.html