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要旨から:「日本地理学会が「地の塩」としての活動を近年強めてきたことは,「地」に根ざした学問である地理学の団体にふさわしいと演者は考えている.一方,今後のために考慮すべき点もある.最近の世界の政治の舞台では,20世紀には徐々に薄れていった権威主義や一国主義が復活する傾向がみられる.これが進むと,「地の塩」のような価値観が社会全般で軽視され,それが学術団体のあり方に影響を与えるかもしれない.また,学術研究では先端的で国際的に認知されるような成果を生むことが重要であり,このような成果の多寡で学問分野の価値が評価されることもある.一方,学術団体が社会的・庶民的な活動に重点を置きすぎると,最先端の研究を目指す意識が薄れ,尖った成果が減ってしまう可能性がある」

>XユーザーのOguchi T/小口 高さん: 「本日と明日、東京・渋谷の青山学院大学で、日本地理学会の春季学術大会が開催されます。僕は本日の夕方に講演を担当いたします。タイトルは「地の塩の観点からみた地形学と日本地理学会の歴史的変化」です。オンライン配信はありませんが、要旨は下記で公開されています。 ajg.or.jp/20240306/20422/」 / X
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