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先月のだけど。

「あきれはてるのは日系人で下院議員となったダニエル・井上と当時の岸首相の戦後の面談で、日系人から米国大使がでるかもしれないといった井上に、岸が述べたという「あなたがた日系人は、貧しいことなどを理由に、日本を棄てた「出来損ない」ではないか。そんな人を駐日大使として、受けいれるわけにはいかない」という言葉の貧しさだ。日本政府は、戦後引揚者があふれた日本から、再び南米移民を奨励した。戦後移民の回想録を読むと、事前情報の適当さは戦前と大して変わらなかったようだ。ボリビアに渡った人々などは辛酸をなめている。国に不要な者は適当に補助金をつけて追い出す。残念ながらこの国の為政者にとって、戦前も戦後も貧しい民草の生など何の意味も持たないもののようだ。」

ひでぇもんだ。こういう棄民思想が今は国民にも向けられているんだ。

>【岩波新書〈新赤版二〇〇〇点突破記念〉 この10冊】寺尾紗穂 周縁化された人々から歴史を問う[『図書』2024年1月号より] | web岩波
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